毎年、車の鍵の閉じ込み(インロック)によって、お子さんが車内に取り残される事故が発生しています。「荷物を積み込んでいる間だけ」「上の子を先に降ろしている間だけ」「エンジンがかかっていたから大丈夫だと思った」など、ほんの短い時間の出来事が事故につながることがあります。近年の車はスマートキーが普及し便利になりましたが、その一方で、車内にキーを置いたままドアがロックされたり、お子さんが誤ってロックボタンを押したりするケースも報告されています。
特に夏場の車内温度は短時間で危険なレベルまで上昇します。外気温がそれほど高くなくても、車内は急激に暑くなり、熱中症や命に関わる重大な事故につながるおそれがあります。インロックによる閉じ込めを防ぐために、次の点を心がけましょう。
- お子さんだけを車内に残さない
- 車から離れる際は必ずキーを持つ
- スマートキーをバッグやポケットに入れたことを確認する
- 荷物の積み下ろし中もお子さんの所在を確認する
- 車を降りた後は後部座席まで見渡す習慣をつける
もしお子さんが車内に閉じ込められてしまった場合は、「そのうち開くだろう」と様子を見ず、すぐに119番消へ連絡してください。子どもの事故は、特別な状況ではなく、日常のちょっとした油断から起こることが少なくありません。大切なお子さんの命を守るために、「子どもを車内に残さない」「車を離れるときは必ずキーを持つ」を家族みんなの合言葉にしていきましょう。
