保育実習体験談

たんぽぽ保育園

令和5年2月

常葉大学短期大学部保育科1年生

 

この度はお忙しい中、10日間の実習をお引き受け頂き誠にありがとうございました。私はこの10日間を通し、目標として定めていた3つのことを学ぶことができました。

1つ目は、保育園の一日の流れを知り、幼稚園との違いや保育者や子どもたちの動きについて学ぶことです。幼稚園との違い、幅広い年齢の子どもがいて、縦の繋がりでの活動も行われていることが分かりました。

2つ目は保育者が子どもたちにどのように対応するのかや年齢によって変わってくるのかに視点を置いて観察することです。乳児は言葉がまだ足りず、自分の伝えたいことを上手く伝えられないことがあるため、保育者が「これが嫌だったの?」など言い換えて聞いている様子が見られました。それに対し、幼児は言葉が増え、自分の伝えたいことがはっきりしてくるので、保育者は子どもの意見を取り入れた活動なども行っていることが分かりました。

3つ目は保育者が子どもたちと関わる様子をよく観察し、子どもたちの個々に合わせた声かけや援助方法がどのようなものかを学ぶことです。子どもたちには月齢による発達差や個人差があるので、できることできないことを把握し、その子に合った援助をすることが大切だと分かりました。1・2歳児の給食で子どもと相談しながら食べるものを決めていたことから、子どもと具体的な目標を立てることで達成した喜びを味わえるということも分かりました。

部分実習だけでなく、その前後でも絵本の読み聞かせをさせていただきました。沢山機会があったことで自分の反省点に多く気づくことができました。

2週間の実習を通して、多くの子とを学ぶことができました。今回の実習で学んだことや見つけた課題を、今後の学びや実習に活かせるよう頑張ります。2週間、多くのご指導をありがとうございました。