保育実習など体験談

たんぽぽ保育園

令和2年8

常葉大学短期大学部2年生

 

この度は8日間に渡る実習の機会を与えてくださり誠にありがとうございました。この実習で子どもたち1人1人と深くかかわり生活に参加することで得られることが多くありました。はじめの頃は子どもたちの顔と名前を覚えることに精いっぱいでしたが、徐々に1日の流れを掴み子どもたちと関わりを持つことで生活に参加出来たり援助のために動くことが出来たりしたと思います。0歳児から5歳児まで幅広くの年齢と関わることで年齢ごとの発達特徴に合わせた援助の違いや方法を肌で感じることが出来ました。年齢が変化するにつれて活動への興味の持ち方や考え方も変わるようになり、それに合わせた言葉遣いや活動の工夫、遊びの種類等を観察し、自己理解を通して実践を行いました。時には子どもの納得が得られずに悩むこともありましたが、そのたびに自己の行動を振り返り省察することで改善しながら繰り返し援助を行い経験を図りどのクラスでも子どもが活動を楽しめるよう工夫に努めました。初めての責任実習では上記のような工夫と同時に自身の至らない点についても体感することが出来た良い機会となりました。

このことから次に何を学習すべきか、どう経験を積んでいくべきかが考えさせられ、これからの課題を見つけることが出来ました。環境構成にも同じように発達に合わせた工夫にどのようなものがあるかを共に生活していく中で知ることが出来、またその構成のためのお手伝いをしたり自身で考えたりに努められたと思います。上記のことやその他にも多くのことがこの8日間の実習を通して学ぶことが出来た良い機会になったと思います。

この8日間で保育することの大変さと難しさを改めて感じると共に、子どもたちと接する楽しさや喜びも大いに感じました。子どもたちの笑顔に私自身何度も助けられ、保育の魅力を再確認することができました。また、今回の実習で積極的に子どもと活動、生活することの大切さと教育研究することの重要さ等多くのことを見つめ、学ばせていただきました。同時に保育者を目指す人間として自分を見つめ直すことのできた8日間でもあります。この実習で得た経験や体験を活かしこれからの実習や保育現場につなげていけるように頑張ります。8日間、ご迷惑をお掛けいたしましたが、多くのことを先生方から学ばせていただき、また大変ご丁寧な指導をありがとうございました。