チャイルドマルトリートメント

題名は訳すと不適切な養育という意味になります。代表されるのは虐待ですが、もっと広い意味で使われるのがマルトリートメントという言葉です。たとえば疲れてイライラしてしまって感情的に怒鳴りつけてしまったなどもこれに該当します。これが恐ろしいのは自覚できることは良いのですが、日常で起こり得ることなので自覚がないまましてしまっていることです。そして行き過ぎれば脳の変形や萎縮などが起こり、発達に多大なる影響を与えてしまいます。

特に気を付けなければいけないのが夫婦喧嘩ではないかなと思います。大好きなお父さんお母さんが激しく言い合う姿は子どもにとってはすごくショックです。喧嘩をするのはとても大切なことですが激しい言葉は特に意識して避けて欲しいと思います。そしてできたら子どもの前で仲直りまでできると物凄く良いことですよね。最期に「大好きなパパ、ママとだから分かって欲しくて喧嘩したんだよ。だけど仲良しがいいからごめんねしたんだよ。」と添えてあげるとチャイルドマルトリートメントになりそうなことも立派な教育へと変わりますよね。