園長の花壇はじめました

卒園児が贈ってくれた桜の木の根元に花壇を作りました。この花壇を計画したときにどんなものをどんな目的で植えようか?と考えたときに私が子どもたちに見せたいものを植えようと思いました。私はイングリッシュガーデンのような自然な花壇が好きなのでイングリッシュガーデン風に季節の花のミニひまわりを合わせてみました。まだひまわりの花は咲いていないので未完成ですが、評判は上々のようです。

ちなみに真ん中にはキャットミントというハーブの一種が植えられていて、蝶々がこの花によく寄ってきます。特に冬から春にかけてパンジーなどのスイレの仲間を植えておくとツマグロヒョウモンという蝶々がキャットミントに寄ってきて産卵します。幼虫はスミレ科の植物が大好物でどんどん食べて大きくなって、サナギからチョウチョへと羽化する瞬間を見ることができます。たかが花壇ではなく自然はすべて繋がっています。土づくりから育て方、関係する生き物などの自然の部分や花の並べ方や見せ方など芸の術的感性が必要だったり奥が深い部分がたくさんあります。これが少しでも子どもや先生たちに伝わっていけば幸いです。