知育視察

先日、花の園会で行っている知育を見せて欲しいと東京から視察の視察受け入れをしました。他の園では知恵の輪や立体パズルなどおもちゃを使って日常の自由遊びの中で知育を行っているところは見たことがありますが、私たちが行っている知育の特徴は授業形式のプログラムで年少から年長までの3年間を一貫した体系で実施しているところです。

当日はたんぽぽ第二保育園に来られましたが、まず驚いていたのは園庭の広さです。約3600平方メートルを誇る広大な園庭は小学校の校庭ぐらいありますが、使う園児は0~5歳児の70名です。次に驚かれたのが、プログラム実施中の子どもたちの姿で、出歩く子もなくみんな先生のお話を聞いて理解して行っていることに驚いていたようです。これは広大な園庭で十分に体を動かして満たされた後に実施しているからかもしれません。難しくてあきらめかけていた頃に絶妙なタイミングで先生の助けが入ったり、「これ分からない」との子どもの声に「順番に見るから待っててね」と一声かけると落ち着いて待っている姿に普段から絶対的な信頼関係があることに感激されていました。先生たちの立ち位置にも感激されていて、知育は子どもたちに投げかけたことを自分自身で試行錯誤してもらうことが大切です。近すぎると話が入りすぎて考えることがおろそかになり、遠すぎると説明が入りません。

状況応じて自然と行っていたことも視察という形で見て頂くと、良い習慣になっているところが分かります。知育プログラムをはじめて1年目ですがこれからもより良いものになるよう努めていきたいと思います。