はじめての知育実践

今日ははじめての知育実践の日でした。このようなプログラムを模索して3年、やっとこの日を迎えることができ、私はこの日をとても楽しみにしていました。

前回受けた研修を元に先生たちが小学校のように授業を進行します。今回のテーマは3歳児は「合わせ絵」、4歳児は「お話しよう くらべてみよう(大きい小さい)」、5歳児は「数えてみよう 全部で5にしよう」というテーマで行いました。子どもたちの反応は様々でいろいろな答えが出てくるところが知育の良いところです。たとえば数えてみようというテーマも子どもたちが普段から無意識的にとらえているものの数をどうやったら論理的に数えられるかという要素があります。この授業で何かを使って数えたり、整列させて数えたり、グループにして数えたりすると数えやすいということに気づきます。これらの気づきがこれからの子どもたちが生きる時代に必要なロジカルシンキングの芽になります。なによりも普段とちょっと違うことをしながら試行錯誤の経験をした子どもたちからはワクワクした気持ちが伝わってきて、準備してきた甲斐があったなとうれしくなりました。これからも楽しみながら体験を積み重ねて欲しいと思います。