幼児教育について

「保育園のご案内」の中に幼児教育についてというコーナーを設けさせて頂きました。最近では幼児教育という言葉に注目が集まっています。「教育」という言葉だけが独り歩きしているのか、保育園で読み書きを教えたり足し算などを教えて欲しい。あるいは英語教室をして欲しいなどの要望も聞こえてくるようになってきました。もちろん「数量や図形、標識や文字等への関心」という意味では少し行う部分はありますが、単に小学校の先取りをすることは幼児教育の本質ではないと思います。

では具体的にどんなことをするのが幼児教育なのか・・・ということを特にこの数年間考えてきたところ、まず出てきたのが今年度からはじめたスポーツ教室、つまり体育でした。そして次に出てきたのが道徳的なもの、つまり徳育。その次に出てきたものが学習の土台となる授業形式のプログラム、つまり知育です。これらは普段の保育でも行われていることですが、幼児教育の重要性が高まってきた中、これからの教育の質を底上げするにはどうするかと考えると結局は学習指導要領のように知・徳・体を柱としたものが良いのではないかということに落ち着きました。よければご覧ください。