発表会に向けて準備中

もうすぐ発表会です。先生たちは子どもたちに劇や踊りなどを教えながらも自分たちも出し物も練習しています。最近では近接職種を保育士とみなす措置も行われていますが、遠目からでは見て分からない保育士の専門性はこのような場面で特に際立ちます。

たとえば出し物を決める会議でもいろいろな案がさっと出てきて限られた時間と人員で最も子どもが喜ぶ出し物が決まります。手際良く制作物を作ったかと思うとセリフや踊りもすぐに覚えてしまう。そして最も大切なのが集団の力、団結力です。私たちはプロのパフォーマーではないので物凄い出し物をしているわけではありません。個々に見れば演技や踊り、歌が下手な人もいるのかもしれません。しかしお互いの個性を認め補完しあって一つのものを表現する。これが素晴らしいところです。子どもたちに指導する立場の先生が子どもたちと同じ目線になって同じことをする。発表会の時期は特に保育士の専門性が光って見えやすい時期です。