卒園児が遊びに来ました

今日は珍しいお客さんが遊びに来てくれました。旧広岡園舎時代の卒園児で、お母さんのお迎えが遅くなってしまったときには当時まだ子どもだった私とよく一緒に夕飯を食べていました。(当時は自宅と園舎がくっついていました)遅くなった園児を家に連れて一緒に食事をするなんて今では考えられないことですが、当時は園児数も職員数も少なくまさしくおうちという感じでした。人付き合いも昔ならではの濃いものだったように思いますのでこのようなことが普通に行われていました。

現在30台になったその子は結婚して県外へ出て保育士をしているそうで、子どもを連れて遊びに来てくれていました。保育園を運営している私たちとしては卒園時が保育士として働いていることはうれしいですし、大きくなって親となった姿を見られるのもまたうれしい限りです。あれから約30年、当時と比較すると園舎は比べものにならないくらい立派で、広さも設備も十分なものがそろいました。また、子育て支援センターや第二保育園など事業拡大もあって様変わりした様子に卒園児はとても驚いていましたが、当時と変わらないアットホーム感に懐かしさを感じているようでした。これからも卒園児がいつでも遊びに来られる園でいつづけたいと思います。また中高生になってボランティア活動や保育の道に進んで保育実習、また親になって子どもを入園させるなど将来を楽しみにしています。これからも古き良き時代とともに新たな時代を創っていきたいと思います。

※写真は旧広岡園舎です。