一部担当制

最近多くの保育所で取り入れはじめられてきている一部担当制というものがあります。0歳児は保育士1人に対して3人の子どもを見ることが定められています。この配置では信頼関係の構築はしやすくなっています。ところが1歳児となると保育士1人に6人の子どもという配置になります。こうなると手がかかる年齢の子どもたちに対して濃密なコミュニケーションがとりづらくなります。それを補うために配置基準にもう1人加えて睡眠・食事に関しては特定の保育士が付き、濃密なコミュニケーションを図ることで安心感を高め安全に保育することが一部担当制の目的です。現在私たちも担当という括りこそつけていないものの、1歳児に関しては配置基準に1人加えることで濃密なコミュニケーションがとれるよう工夫して運営しています。お友達とのやりとりが増えてかみつきやひっかきが多く、発達目覚ましい年齢ですがこの時期に一番必要なのは大人との愛着形成です。今後も細やかに保育をしていきたいと考えています。